土地選び
駅から〇〇分以内が良い、といった条件は皆さまお持ちだと思います。
ですがそれだけで土地を決めないほうが良いポイントがあります。
- 地盤改良の存在
- 防火地域の存在
地盤改良について
地盤沈下や変形が起こらないようにしなければ家を建てられない、ということが法律により決められています。
たとえば、田んぼをやめて住宅用地に転用した土地の場合、水を非常にたくさん吸っているためユルユルになることは想像できると思います。そうすると、表面をセメントで固める程度の地盤改良では効かず、鋼管を地中深くまで埋め込む地盤改良を行う必要があります。表層の地盤改良は30万くらいかかるとすると、鋼管は100万近くになる場合もある、そのくらいの大きな差になってきます。(もちろん範囲によります)
逆に、調査の結果地盤改良の必要なし、ということであればゼロで済みます。
不動産屋さんに、その土地は地盤改良が必要か不要かは確認できないかもしれませんが、前は何だったか、あるいは市区町村などのハザードマップを参考に推測すると、ある程度の金額の覚悟ができると思います。
似たような土地でどちらにするか悩んだ場合の判断材料になるかもしれませんね。
防火地域について
住宅密集地などの場合、火事対策を講じる必要のある地域が存在します。
該当する場合、窓や玄関扉などをはじめとして防火認定を受けた製品しか採用できません。特に玄関扉などは通常品と比べて数十万アップしますので費用面的に不利になることや、理想のマイホームの外観とは程遠い仕様になりかねないため、何を最優先としてマイホームを建てるのかを検討しましょう。
防火認定を受けた製品は、ダサいものが多いです…。
ではまた次回。
投稿 2018/03/24
更新 2018/03/27